酒井 敦志之 作 焼 締 壺
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
年の初めの昨日 1月3日から、
「新春を寿ぐ器展」後半始まりました。
1/3・4 「ちょっぴりお楽しみ あります」
と、ご案内状に書きましたが、その正体は
お屠蘇代わりの ちょっと変わった
甘酒 と
着物でのご挨拶
です。
「何か特別なことやってるんですか?」
と期待してご来店なさった、リピーターのWさん、
本当に「ちょっぴり」で、失礼しました。
工芸の丘(芸術の森公園)では
「彩 初窯市」 1/5 (日)まで
74作家出展の陶器市開催中です。(10 ~16 時)
あ を さん(益子)が、
昨日一日在廊してくださり、
ご本人撮影の画像もお借りしましたので、
以下、あをさんのご紹介(再)致します。
「 新 春 を 寿 ぐ 器 展 」
参加作家 4人
あ を ・
二階堂明弘 (益子)
酒井敦志之 ・
穂髙隆児 (笠間)
益子の製陶所に2年勤めながら基礎を教わり、
その後、
成井恒雄(なるいつねお)さんの下で1年間、
蹴ろくろ・薪窯焼成でのやきもの作りを学びました。
成井さんは、
「民芸」の精神を土台としながら、
「縄文」に影響を受け、
装飾的で呪術性も持つものから、
「李朝」にも通ずる、土着性の強い野趣のある作風。
毎日、抹茶を楽しむ時間も大切にしていました。
2007年に独立し、
今は、製陶所跡地の共同工房の一角で、作陶しています。
「ろくろ成形中心に、有機的な形を作りたい」
「均質化されたキチッとした形でなく、
流動性のある、
土が動いているような形」
「ろくろの回転から生みだされる意外性」
「創意した連続した仕事でも、
その過程で不意に“違うもの”が入り込んできて、
意識が変わる時がある。
その変化が、自然と形に表れるのを大切にしたい」
「自分の感性だけでなく、
流行とは別の意味で、
社会と連動することでの同時代性も大切にしていきたい」
「意識とろくろ成形でできたものの結実。
時代の空気感も合わさっていけば」
「良い・悪いという二者択一ではなく、
日々の修練の延長線上にある意思決定が大切」
「食の器でありながら、
用だけではない何かを、使い手にも感じてもらえたら」
土は、
主に
「益子新福寺(しんぷくじ)の桜土」を使います。
原土を粉砕し、
有機物(石・草の種など)を手でざっと取り除き、
水を加えて、手で「荒もみ」した後、
「菊もみ」して精土。
よく使われる「真空土練機」を使うと、
「土が死んでしまう」気がして、
空気を入れ土がふっくらする
「手もみ」にします。
ろくろを引く時は、
内外の指を合わせないで、
土が伸びていくのを確認していきます。
粉引・刷毛目・灰釉の仕事を中心に、
食のうつわを制作しています。
天の色を映す
青磁が好きで、
「原初」「始まり」の意味も持つ
「あを」に改名して、
新たな出発をしました。
今後も楽しみです。
「 新春を寿ぐ(ことほぐ)器 展 」
12 / 14 ( 土 ) ~ 1 / 7 ( 火 )
※ 1 / 6 (月) は 営業します。
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